いよいよ新日本プロレスの夏の祭典「G1 CLIMAX」の出場メンバーが発表されましたね!
ここからプロレスファンの皆様は、優勝候補予想をついついしてしまうと思いますが、今回はそんな優勝予想に役に立つ?かもしれない過去のG1 CLIMAXをデータで振り返ります。
ブロック別でみる優勝数
ではまずシンプルにブロック別でどっちのブロックの方が優勝が多いか振り返ります。ちなみに、全員参加のトーナメントの時代や、A-Dブロックまであった年もありましたが、今回は現在と同じA/Bブロック制のデータを利用しています。
Aブロック:10回
Bブロック:14回
わずかですが、Bブロックの方が優勝数が多いですね!今年もBブロックは曲者系が多く揃っているので十分可能性はあります!
年齢別でみる決勝戦進出数
お次は優勝ではなく、決勝戦進出数を年齢別で分析します。若手/ベテランどちらが有利なのでしょうか?トーナメント時代はトーナメントの決勝戦も含まれます。

こんな感じになりました。やはり脂が乗っている30-36くらいのところがボリュームゾーンになっており、特に32-33歳のヤマが高いことがわかります。今年ですとジョンモクスリー選手やEVIL選手がこのあたりに入ってきますので注目ですね!
また最年少はオカダ・カズチカ選手の24歳、最高齢は長州力選手の44歳と20歳の幅があります。今年でいうと若いジェイ・ホワイト選手やウィル・オスプレイ選手、ベテランの棚橋弘至選手や石井智宏選手まで全員に決勝戦進出の可能性はあると言えます(結局絞れません笑)。
出場回数別にみる決勝戦進出数
お次はG1 CLIMAXへの出場回数別に決勝戦進出数を分析します。年齢ではわからない場数がどれだけ有利に働くのでしょうか?今回は、初期の頃のデータが入ると出場回数少なめが多く出てしまうので、脱猪木政権以降の2006年からのデータを扱いました。

こういう形になりました。割と出場数が少ない選手でも多く可能性があり場数はそれほど重要ではないようです。ただ9回は12回のように多く出場する選手が進出することもあるため、一概にフレッシュな選手だけとも言えません。ちなみに最多の17回は昨年の棚橋弘至選手です。さすがエースです。
今回の出場回数はこのような形です。初出場は6名もいますが、どの選手にもやはり可能性があると言えます(結局絞れません笑)
●8年連続8回目の出場
・オカダ・カズチカ(IWGPヘビー級王者)
※2012年、2014年優勝
●3年連続3回目の出場
・ザック・セイバー・ジュニア(ブリティッシュヘビー級王者)
●18年連続18回目の出場
・棚橋弘至
※2007年、2015年、2018年優勝
●3年連続5回目の出場
・飯伏幸太
●4年連続4回目の出場
・EVIL
●4年連続4回目の出場
・SANADA
●6年連続6回目の出場
・バッドラック・ファレ
●5年ぶり5回目の出場
・ランス・アーチャー
★初出場
・ウィル・オスプレイ(『BEST OF THE SUPER Jr.26』優勝/IWGPジュニアヘビー級王者)
★初出場
・KENTA
●10年連続10回目の出場
・内藤哲也(IWGPインターコンチネンタル王者)
※2013年、2017年優勝
●7年連続7回目の出場
・石井智宏(NEVER無差別級王者)
●3年連続3回目の出場
・ジュース・ロビンソン
●13年連続14回目の出場
・矢野 通
●12年連続12回目の出場
・後藤洋央紀
※2008年優勝
●2年連続2回目の出場
・ジェイ・ホワイト
★初出場
・ジェフ・コブ
★初出場
・鷹木信悟
★初出場
・タイチ
★初出場
・ジョン・モクスリー(IWGP US ヘビー級王者)
データから見た結論!
今回ブロック・出場回数・年齢別で見ました。また今回は書いてませんが、日本・海外や道場出身・他団体などでも調べましたが、近年は海外であっても他団体出身でもあっても優勝の可能性は強くなっています。
ということで、結論ですが・・・・・
データからではわかりません!!(笑)
他のスポーツと同じ?違い?かもしれませんが、プロレスは筋書きがないドラマであるため、データ分析くらいでは優勝予想は不可能でした。しかし、このように色々な手法で予想を展開することがプロレス観戦の楽しさでもあるため、ぜひご参考の足しにして頂けたならば幸いです。
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