有田と週刊プロレスと

「有田と週刊プロレスと」の放送回を時代ごと団体ごと分析・まとめ


Amazonプライムの人気番組「有田と週刊プロレスと」。最近プロレスファンになった方は、昔のことに詳しくなれ、昔プロレスファンだった方は、今のプロレスの魅力に気づかせてくれる。過去・現在・未来のプロレス市場を体系的に繋いでくれる最高の番組です。また、この番組をきっかけにプロレスを観始めたという有田さんファンの方もいらっしゃると思います。

実はまだ語られていない時代があるのでは!?

今回は、その「有田と週刊プロレスと」の全4シリーズの放送回をすべて振り返り、スポットを当てた話題を時代ごと・団体ごとにプロット(当てはめる)していきます。

そのことで、まだ語り尽くしていない部分を見つけ出し、第5シーズンに期待することを目的としています。

「有田と週刊プロレスと」でまだ語られていないこととは!?

1話1話検証し、とりあげられている話題を年数と団体別(一部まとめてます)で一覧化したものは下図になります。
※視聴者リクエスト回、シリーズ4ラストの少しだけ触れたものは除いてます。

画像ではとても見づらいと思いますので、PDFをご用意致しました。下記からダウンロードして頂けます。

「有田と週刊プロレスと」団体別/年代別

1972-1979~1984~1989~1994~1999~2004~2009~2014~2019合計
新日本プロレス261352412540
全日本プロレス01431300012
NOAH1001
U系+PRIDE0045600015
SWS/WAR112
FMW・W★ING1100002
ZERO-ONE112
女子プロレス0002000013
その他0000230038
合計271716121732985

まずは語られていないことを見る前に、語られているものの回数を分析したいと思います。

新日本プロレスとU系が強し!年代は1985〜2004年!

やはり一番多いのは業界の盟主である新日本プロレスでした。40回とダントツです。85回のうち約半分が新日本プロレスでした。時代としては、有田さんが大好きな長州力選手らがダイナミックな動きをしていたその中でも80年代後半が最も多い結果でした。

次に多いのは全日本プロレス・・ではなく、U系でした。U系は第一次UWFからPRIDEまで連なるUWF、Uインター、パンクラス、リングスなどを含んだものとなりますが、15回と多いです。U系も新日本プロレスの派生と考えると新日本プロレス系はやはり語ることが多いと言えそうです。

年代別ですと新日本プロレスやU系のニュースが多かったところが結果的に強く80年代後半から00年代前半が多かったです。

では次からそれらを踏まえて、まだ語られていない穴ポイントを探ります。

穴ポイント1: 1970年代のプロレス

木さん・馬場さん、そして国際プロレスらが活躍をしていた70年代はまだほとんど語られていません。有田さんの世代や、週刊プロレスがまだ月刊プロレスだったことも語られていない理由かもしれませんが、ぜひもっと日本のプロレス黎明期の凄さ・事件も教えて欲しいと思いました。

穴ポイント2:2000年代後半からの暗黒時代

プロレスは00年代前半の総合格闘技後の00年代後半から暗黒時代に入ったと呼ばれることがあります。それと一致するように00年代前半は総合格闘技の話もされていたこともあり17回と多いのですが、00年代後半は3回、10年代前半は2回と最小になっています。その後10年代後半は再びプロレスブームであることや直近のネタを扱ったこともあり9回と復調しています。

低迷していた時代だからこそ多くのことを試み、その中でも必死で業界を守ってきたレスラーたちの話をもっと聞きたいです。第3世代にスポットが当たると嬉しいですね。

穴ポイント3:ほぼ語られていないNOAH

団体の歴史は新日本プロレスや全日本プロレスよりも短いとはいえ1回という数字は寂しいです。新日本プロレスが低迷していた暗黒時代は、実はプロレス大賞はNOAHが多く取っていた時代もあるのですが、まだまだ語られていません。

四天王プロレスは全日本プロレスの流れで語られてきましたが、その下の世代である丸藤選手・潮崎選手・杉浦選手、そして清宮選手らが語られることに期待したいです。

穴ポイント4:今だからこそ聞きたい女子プロレス

有田さんも近年特に注目しているという女子プロレス。しかしまだ全年代をあわせても3回しか語られていませんでした。

スターダムをブシロードが買収してから女子プロレス業界全体としても動きが活発になり注目度も高まっています。これからの女子プロレス爆発の時代の前にぜひ女子プロレスをおさらいしたいです。

まとめ:シーズン5が楽しみすぎる

シーズン4はファイナルと言ってましたが最終回の雰囲気的には引退があれば復活もあるという様子が満点でした。まだまだ有田さんが知っているジャンルでも語られていないことがデータからわかりました。

また、豊本さんの回のように有田さんが知らないジャンルを他の方が語る特別回をやることで、インディー団体など語られる幅もぜひ増やしてほしいです。シーズン5楽しみにしてます!