WWE 日本 パフォーマンスセンター

WWEが日本拠点(パフォーマンスセンター)を開始することの現実性 〜時系列で追う〜


世界最大のプロレス団体は米国のWWEであることは多くのプロレスファンが知っています。

日本トップの新日本プロレスが実は世界では2番手になるわけですが、売上規模の差は20倍近くあると言われるほどダントツ首位がWWEです。

そんなWWEが唯一苦戦しているのが日本市場と言われています。近年では日本のスター選手やコーチを引き抜くことで少しずつ日本ファンを拡大させていますが、いよいよ日本に拠点(パフォーマンスセンター)を設立するという噂が強くなってきました。

今回は時系列でWWEの日本戦略を追いたいと思います。

2019年1月『WWE UKパフォーマンスセンター』をオープン

アメリカ・日本・メキシコに次ぐプロレス市場を持つイギリスに、WWEの道場に該当するパフォーマンスセンターをオープン。アメリカ国外では初のパフォーマンスセンターとなり、WWEが今後世界中にパフォーマンスセンターを設立させ、世界中から生え抜きレスラーを獲得していく戦略が鮮明になりました。

2019年7月 WWEが日本人初のコーチとしてケンドーカシン(石澤常光)選手を招聘

新日本プロレス、全日本プロレスやMMAの経験を持つケンドー・カシン選手をWWEが日本人としては初となる正コーチとして招聘。これまでゲストコーチとしての参加はありましたが、正コーチはこれが初でした。カシン節もあり、その狙いは鮮明にはなっていませんが、日本流のレスリングを浸透させる目的であることも考えられます。

2019年10月 WWE、NOAHとの提携に失敗

米メディアでWWEが日本進出にあたり、NOAHと提携しようとしていたが折り合いがつかずに失敗に終わったというニュースが出ました。その後、明らかになりますが、このときのNOAHはすでにリデット体制が経営難から終わりかけており、武田社長が1人で株主を引き受けるタイミングと前後しています。

2020年1月 NOAHがサイバーエージェント傘下に

2019年10月のWWEとNOAHとの提携の噂を改めて完全否定する形で、NOAHがサイバーエージェントの傘下となり、DDTと同じく高木社長の経営の元、リブートされることが発表されました。これでWWEの日本進行は難航するとも考えられていました。

https://comemo.nikkei.com/n/n26a8d431892d

2020年2月 日本パフォーマンスセンターは夏頃という噂が流布

米メディアでWWEの日本大会の発表と同時に、2020年の夏頃に日本でパフォーマンスセンターが開設されるのではないかという噂が流れました。WWEは、アントニオ猪木氏や馳浩氏とも連絡を取っているという情報も。

https://www.wrestlinginc.com/news/2020/02/wwe-to-launch-a-performance-center-in-japan-soon-666747/

2020年3月 WWEが全日本プロレスと提携

コロナ吹き荒れるマット界で大きな衝撃が走りました。全日本プロレスの提携が発表されたのです。

NOAHとの提携に失敗し、WRESTLE-1が休止後WWEとの提携も噂されましたが、まさかの全日本プロレスに白羽の矢が立ちました。前社長である秋山準選手はコーチとして招聘されるそうです。

全日本プロレスの福田社長はは
「(WWEとの提携について)まだ何も決まっていませんので。私自身も将来を楽しみにしています。お互いにいい影響が与えられるような、今回の視察になればと思います」
とコメントしておりますが、秋山選手はWWEの権力者であるトリプルHとの会談も決まっており、大きくコトが動く可能性も秘めています。

https://news.livedoor.com/article/detail/17900113/

2020年7月 WWEパフォーマンスセンターが日本開設?

今年のWWEの日本大会は7月に大阪と横浜で予定されています。タイミング的にはそこで何か大きな発表をする可能性が高いので、今回の全日本プロレスとの動きもそこに照準をあわせたものかもしれません。

Sareee選手のWWE行きが決まる一方で、トリプルHは未だにオカダ・カズチカ選手の引き抜きに関心を示していることも明らかになり、今後もWWEと日本マット界の動きは目が離せません。